2014年10月21日火曜日

祭のあと




『御ゑん祭』水戸公演、おかげさまで無事に幕となりました。
ワンステージのみの公演でしたが、水戸芸術館 ACM劇場の素晴らしいスタッフ陣、そして水戸の温かいお客様に迎えられ、
本当に幸せな大千秋楽となりました。

ACM劇場の皆さんは本当に素敵でした。
制作スタッフさん、技術スタッフさん、みなさん温かく協力的でそして個性的。
掃除のおばちゃま達までも、ひとり残らず素晴らしい笑顔であいさつをしてくださいました・・。
私のつたない経験値では、これぞ良い公共ホールの共通点なのでございます。
フランスはジュヌビリエにある小さくも温かい国立劇場を思い出しました。

素晴らしい公共ホールは、カフェのスタッフひとり、守衛さんひとり、それぞれが
「自分も作品作りに関わっているのだ」というハートを、どこかに滲ませているものだと思います。
ACM劇場にはそれを感じました。
いつかまたきっと、公演で訪れたいと思いました・・。

近藤さんにとっては、ACM劇場は様々な作品で板の上にたった劇場とのこと。
劇場に馴染んでいる、というのは俳優さんを一層輝かせてくれることなのだと実感しました。まぁ、水を得た魚とはこのことか!というくらいに前説から自由で軽やかな近藤さん!
のびのびとのりのりで絶好調で舞台にたっていらっしゃいました。
大千秋楽の舞台で、演劇をすることを、演じることを心から楽しんでいる絶好調な近藤さんを観ることができ、とても嬉しかった。
温かいお客様のおかげもあり、ダブルコールでの大千秋楽になりました。

この公演に関わってくださった全ての皆様、心にとめてくださっていた皆様、ご来場いただきました皆様、
本当にありがとうございました。

青山円形劇場から続く全公演がこれで終了となりました。
本当にありがとうございました。

いただいたたくさんの素晴らしい御縁を大切に育ててゆけるよう、精進したいと思います。

青☆組 吉田小夏



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